
来年の北京五輪を目指すアマチュアボクシングの日本代表チームが、日置市吹上町の国民宿舎吹上砂丘荘で強化合宿をしている。チームを率いるのはアトランタ五輪に選手として出場した鹿児島市出身の本博国監督(37)=鹿児島工業高卒、自衛隊体育学校。五輪の出場権を懸けた10月の世界選手権(米シカゴ)を控え、吹上浜での走り込みなど厳しいメニューをこなしている。25日まで。
代表チームは昨年のアジア大会で銅メダルを獲得したフライ級の須佐勝明選手(22)=自衛隊体育学校=など、大学生を中心にした日本トップレベルの14選手。18日に来鹿した。世界選手権に向けた体づくりを目標にした一次合宿で、「砂浜でランニングできる環境を」という理想に適した場所として本監督が吹上浜を選んだ。
吹上浜の砂浜や松林の中を巡るクロスカントリーコースでの走り込みや、運動公園一帯でのシャドーボクシングなどを消化。近くの吹上高校ボクシング同好会の選手らも、可能な練習を一緒に取り組んでいる。
本監督は、自衛隊体育学校に進み、全日本ではミドル級で五連覇するなど活躍、アトランタ五輪に出場した。引退後は同学校のボクシング班コーチとして選手を指導。アテネ五輪から代表チームの監督として選手を率いている。
世界選手権でベスト8に入った選手が五輪出場権を獲得することになっており、代表チームは今後東京などで合宿を重ねる。本監督は「今はがっちり食べて、がっちり動く時期。空気も食事もおいしく、心身の鍛錬に没頭できる。故郷でいい合宿ができてうれしい」と話した。
【南日本新聞】




