当初検討していた「技あり」の廃止は見送られる方針だが、承認されれば北京五輪から採用される可能性もあり、ルールに習熟していない現場が混乱をきたす恐れもある。
改正案によると、「一本」「技あり」「有効」「効果」の4段階に分かれている技の判定基準のうち、「効果」のポイントを廃止する。また、最近はタックルなどでポイントを稼いで逃げ切る柔道が急増していることから、組み手を両手で持たないまま、タックルや朽ち木倒しなどの技で下半身に攻撃した場合は「反則」とする方針だ。
日本サイドは、「柔道本来の攻防を復活させる」として基本的に受け入れる方針だが、現場では「いきなり北京からは早すぎないか。選手も混乱する」と心配する声も出ている。
このほか、試合時間の短縮を目的に、5分間の試合が終了した時点で両者同ポイントの場合は最初に旗判定で優劣を決し、3−0の場合は終了、2−1と分かれた場合は、ゴールデンスコア方式の延長戦に入る案も提案される。
【読売新聞】




