北京五輪の自転車競技で、白河市出身の伏見俊昭選手(32)と双葉町出身の渡辺一成選手(24)=いずれも日本競輪選手会=の出場が7日、日本自転車競技連盟から正式に発表され、関係者から喜びの声が上がった。佐藤雄平知事は「県民の応援をペダルを漕(こ)ぐ力にかえて、国民に夢と感動を与えるすばらしい活躍を期待しています」とコメントした。
伏見選手は銀メダルを獲得した04年アテネ大会に続き2回目の五輪出場。地元の白河市では市役所1階ロビーに「祝 北京出場 伏見俊昭選手」の横断看板が掲げられた。除幕式に出席した母ツル子さん(59)は「前回以上に力を出せるよう願っている」と話し、姉でマネジャーを務める美由紀さん(35)は「落車にだけは注意して、悔いのない走りをしてほしい」と期待を寄せた。
白河実高で伏見選手を指導した小松久勝さん(42)=現平工高教諭=は「2大会連続出場は並大抵の精神力ではできない。期待も大きいだろうが、プレッシャーを感じずに力を出し切ってもらいたい」とエールを送った。
一方、初の五輪出場を決めた渡辺選手の父善行さん(59)は「出場が正式に決まりうれしい。けがのないようにベストを尽くしてもらいたい」と力を込め、母知子さん(54)も「高校(小高工高)時代は朝4時に起きて毎日練習していたし、よく頑張った。本人の大きな目標だったのでうれしい」と喜んだ。
高校時代から指導する谷津田陽一さん(57)は「あのころはよく怒ったが、その後はしっかりとした選手になった。五輪までに1ランクレベルを上げてもらいたい」と飛躍を期待していた。
県内出身者の北京五輪出場は、他に男子マラソンの佐藤敦之選手(中国電力)が決定している。
【毎日新聞】




